初の電子商取引技術パーク

バングラデシュ電子商取引協会(e-CAB)は、ダッカに国内初の民間電子商取引技術パークを設立する構想を発表した。

「この計画は多くの電子商取引起業家が抱えるオフィス空間の問題を解決します。また宅配便や支払いゲートウェイ施設も用意する予定です」
e-CABのラジブ・アーメド会長は話した。

協会はビル所有者ナジマ・アクター・ニーシャ氏と、10階建てビルの2フロア、2万4千平方フィートの賃貸契約を結んだ。

当初契約は10年間だが、後で延長する予定だという。

200人以上のオンライントレーダーがすでにこのスペースに興味を持っている。そのうち2人は1千平方フィートを求めていると、アーメド会長は話す。

「先着順に約60社、入ることができます。」

電子商取引起業家で、e-CABの企業担当事務局長のニーシャ氏は、すでに大きなスペースがあるが、必要であればさらに2フロアを電子商取引技術パークに割り当てることができるという。

「オフィス空間を持つ資金が不足しているため、自宅でビジネスを行う電子商取引起業家は多くいます。この取り決めは間違いなく彼らにとって有益なものになるでしょう」
ニーシャ氏は話した。

e-CABのリーダーはすべての手続きを完了することで、今年、国内初の電子商取引技術パークを設置する予定だ。

600人の会員を持つ協会はダッカに少なくとも2カ所、モハンマドプール(Mohammadpur)とミルプール(Mirpur)に、電子商取引パークを建設する予定だ。

以前、政府は民間技術パークに、特別税制上の優遇措置を宣言していた。

e-CABはまた、バングラデシュハイテクパーク局に電子商取引パーク設置を申請した後、政府の方針に従って専用インターネットと電力を割引価格で保証される。

「申請を受け付けましたが、いくつか欠けています。そのため必要な情報がすべて記載された新鮮な申請書を提出するよう、私たちは要求しました」
バングラデシュハイテクパーク局のホスネ・アラ・ベガム局長は話した。

ハイテクパーク局は民間ハイテクソフトウェアパークとして、すでに7施設を認めた。

現在、国内には1千人の電子商取引業者がいる。それとは 別にFacebook上で運営する1千業者がいる。

e-CABによると、電子商取引の市場規模は80億タカ(114億円)規模だが、市場は年に20%ずつ成長しているという。

バングラデシュ/The Daily Star Mar 17 2017
http://www.thedailystar.net/business/first-e-commerce-tech-park-the-offing-1377070

翻訳:吉本
#バングラデシュ #ニュース #電子商取引技術パーク