4千万人が喫煙

4千万人が喫煙
月曜日、ザヒド・マレク保健家族福祉担当国務相は、国内では4千万人近くの喫煙者がいると話した。

2009年に実施された世界成人タバコ調査によれば、バングラデシュ人の43.3%が煙草を吸っているという。

国務相は世界ノー煙草デー2017を記念して開かれた記者会見で、この統計を明らかにした。

モハンマド・ナシム保険家族福祉大臣や高官たちも記者会見に出席した。"煙草ー発展の脅威"をテーマにする世界ノー煙草デーは5月31日だ。

がんや心臓病、糖尿病、喘息など、さまざまな重大な病気を引き起こす喫煙の習慣は改めるべきだと、マレク国務相はいう。

WHOによると、バングラデシュは煙草業界から年間約240億タカ(331億円)の利益を上げるが、煙草による致命的な疾病の治療に500億タカ(690億円)かかっているという。つまり260億タカ(359億円)の損失だ。

政府はより効果的で時宜に合わせるため、喫煙と煙草製品の使用(規制)法2005を2015年版に改訂した。
「この法律で煙草のない国を早く作ることができます」と、国務相はいう。

WHOが2004年に行った調査によると、喫煙は毎年世界で600万人を殺すが、現在の傾向が続くならこの数字が800万人に到達する可能性があるという。

バングラデシュでは毎年8つの煙草関連の疾患で、少なくとも5万7千人が死亡している。世界で最も高い喫煙率を持つ国、そのうちの1つをバングラデシュが占める。

バングラデシュ/Prothom Alo May 29 2017
http://en.prothom-alo.com/bangladesh/news/149555/%E2%80%98Around-40m-consume-tobacco%E2%80%99
翻訳:吉本
#バングラデシュ #ニュース #喫煙