観光客のいないバンドルボン

観光客のいないバンドルボン
バングラデシュ南東部、チッタゴン管区の丘陵地帯バンドルボン(Bandarban)県の観光事業は、150人の命を奪った最近の地滑りによって打撃を受けている。

イード休暇の火曜日午前11時頃、県内の観光スポットにほとんど人はいなかった。近くを歩いている人は地元住民ばかりだ。

「友人4人でドザハリ(Dozahari)から来ましたが、午後には帰ります」
観光客の1人ジャシム・ウッディンさんは話した。

観光スポットの1つ、メグラの入り口でチケットを販売するスクマール・ダスさんは、朝から10時半まで180枚のチケットしか売れなかったと話した。去年は数時間で1千枚以上のチケットが売れたという。

パルジャタンモーテルのスマン・タンチャギャ支配人補佐は、火曜日は予約なし、明日は50%しか部屋は埋まっていないと話した。
中級ホテルグルーンヒルのアスヒシュ・ダール支配人は、去年はイードの1週間前に満室になったが、今年はガラガラだと話す。

バンドルボンジープ・バス組合のモハムマド・バドシャ収入役は、去年は観光客に500台の車を貸したが、今年はたった50台だという。

だが、県行政はそれほど焦ってはいない。
「観光客が減っているのは事実です。ですが驚くほどではありません。まだ、観光客がやって来る時間は残されています」
フサイン・モハンマド・アル・ムジョイード副収入役は県令事務所で話した。

バングラデシュニュース/Prothom Alo Jun27 2017
http://en.prothom-alo.com/lifestyle/news/152247/Tourists-snub-Bandarban
翻訳:吉本
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