ミャンマー問題で国連会議を

【The Daily Star】スウェーデンと英国は、仏教徒が大半を占めるミャンマー国内のイスラム教徒ロヒンギャの"悪化している状況"に関して、国連安全保障理事会を開くよう要請した。

外交筋は、理事会は水曜日に開催される可能性が高いとの見通しを示した。

「私的な会合になりますが、何らかの公的成果が出るでしょう」
英国のマシュー・リクロフト国連大使は月曜日、記者団に話した。

「ビルマのラカイン州を逃れてバングラデシュへ移る多くのロヒンギャは、状況が悪化し続けているという重大なサインに他なりません」
リクロフト氏はいう。

国連の最高人権担当者は月曜日、ラカイン州で起こっていることを"民族浄化の教科書のようだ"と表現し、ロヒンギャに対する"残虐な軍事作戦"を酷評した。

安全保障理事会は8月30日に閉会した以降の状況を議論した。アントニオ・グレーレス国連事務総長は今月初めに理事会に出した異例とも言える書簡の中で、暴力が"人道主義の存続危機"に繋がる恐れがあるとの懸念を表明した。

金曜日、国連安全保障理事会の大使たちはミャンマーの暴力のついて非公式に要点整理を行った。会合参加者によると、ロシアと中国は大使を出さなかったという。ミャンマーは安全保障理事会の非難から、中国とロシアが守ってくれることを期待していると話した。

バングラデシュ/The Daily Star Sep 12 2017
http://www.thedailystar.net/world/sweden-britain-security-council-meeting-seek-un-meeting-myanmar-rohingya-1461019
翻訳:吉本
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