腐敗認識指数143位

腐敗認識指数143位
【Prothom Alo】ベルリンに拠点を置くTI(トランスペアレンシー・インターナショナル)のCPI(腐敗認識指数)2017で、バングラデシュは180カ国中143位だった。UNB報道。

TIB(トランペアレンシー・インターナショナル・バングラデシュ)のイフテカルッザマン代表理事が22日の会見で明らかにした。

世界に公開されたTIの調査結果によれば、この指数は180の国や地域を対象とし、0(強い腐敗)から100(非常に清潔)の数字で測定される。

バングラデシュは2016年の26から2ポイント上昇し、28ポイントとなった。

アフガニスタンを除く他の南アジア諸国(ブータン、インド、モルディブ、ネパール、パキスタン、スリランカ)はバングラデシュよりも上位だった。

バングラデシュはかつて、5年連続(2001年から2005年)で最下位に位置していた。2006年は下から3番目、2007年は下から7番目、2008年は下から10番目、2009年は下から13番目、2010年は下から12番目、2011年は下から13番目、2012年は下から16番目、2013年は下から16番目、2014年は下から14番目、2015年は下から13番目だった。

今年のCPIではほどんどの国が腐敗の根絶について、殆ど、もしくは全く進歩がないことが見て取れる。また、腐敗した国では意見を言おうとするジャーナリストや活動家の命が危険にさらされることが示された。

この指数は180の国と地域について、公共部門における腐敗の認識度を専門家やビジネスマンが0から100の数字で順位付けしている。

今年の指数平均は43で、3分の2以上の国が50以下を記録した。ここ数年と比べて良くない結果は、残念ながら目新しいものではない。

今年はニュージーランドが89、デンマークが88で最も良い結果だった。

一方、シリアは14、南スーダンは12、ソマリアは9で最下位集団となった。

最も好結果だったのは西ヨーロッパ地域で、平均は66だった。結果が悪かった地域はサハラ以南のアフリカ(平均32)、東ヨーロッパおよび中央アジア(平均34)だった。

結果の更なる分析により、報道やNGO(非政府組織)に対する保護が少ない国は、腐敗に関しても悪い結果になる傾向があることが示唆された。

腐敗の強い国では、毎週少なくとも1人のジャーナリストが殺害されている。

ジャーナリスト保護委員会のデータと合わせると、指数45以下の国では過去6年間で、ジャーナリスト10人中9人が殺害されたことがわかる。

Bangladesh News/Prothom Alo Feb 22 2018
http://en.prothomalo.com/bangladesh/news/171481/Bangladesh-143rd-in-TI-corruption-perceptions
翻訳:長谷川
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