米国のイラン取引終了後にグローバル保険会社が事業を見直す

[Financial Express]【パリ19日ロイター】国際的な保険会社は、米国がテヘランの核兵器を否定する国際協定からどのように撤退し、イランと事業を行う企業に対する制裁を脅かしているのかを評価している。

保険ブローカーアーサーJギャラガー

イリノイ州ローリングメドウズに本拠を置くアーサー・J.ギャラガー(AJG)は、英国とノルウェーの子会社で保険を仲介しており、最近、2018年第1四半期にイランの石油・ガス業界に関連する活動について顧客に助言を行ったという。

ドナルド・トランプ米国大統領は、フランス、ドイツ、英国からの控訴を再審理し、イランの核兵器計画を停滞させるよう設計されたイランと6大国間の2015年の核交渉から10日前に米国を撤回し、テヘランに制裁を命じた。

この動きにより、グローバル保険会社やその他の企業は、米国と欧州連合(EU)のさらなる指針を待っているため、イランでの取引を再考するよう促した。

AJG子会社は、顧客がイランで様々な活動のために保険と再保険を受けるのを手助けしてきました。これには、イランとの間で石油やガスの輸送や、イランに石油を供給するオフショアの石油プラットフォームへの支援を行う運航船が含まれているという。

AJGの広報担当者は、「米政府の決定がどうであれ、慣例として適用されるすべての法律を遵守して適切な措置を講じる」と述べた。

ドイツのアリアンツ保険会社は、米国の制裁措置の可能性から、イラン関連の事業を撤退する準備を進めていると述べた。

アライアンスの広報担当者は、「イラン関連の事業を特定するためにポートフォリオを分析している」とEメールの声明で「完全に最小限」と述べた。

アリアンツ氏はまた、「EUとドイツ政府が提供する可能性のあるガイダンスを待っており、検討する」と付け加えた。

同スポークスマンは、「この分析は現在進行中であり、関連する事業計画を策定して、定められた期間内に適切な終了を確実にする」と述べた。

5月10日のロンドンのロイド紙報道官は、同社は「以前に中断された米国の制裁のイランに対する再賦課」の意味を再検討しており、当然、ロイドの市場に指針を出すだろうと語った。


Bangladesh News/Financial Express 20180520
http://today.thefinancialexpress.com.bd/trade-commodities/global-insurers-review-business-after-us-exit-from-iran-deal-1526741037/?date=20-05-2018