ADB、42億ドル支援

ADB、42億ドル支援
【Financlal Express】アジア開発銀行(ADB)はバングラデシュのインフラ整備と貧困緩和のため、今後3年間で42億ドル(4661億円)の資金援助を予定している。

マニラに本拠を置くADBは来月初めにバングラデシュを訪問し、事業計画確定のため、関連する政府機関と協議する可能性が高いと、22日、経済関係局(ERD)関係者は述べた。

ADBはバングラデシュのため、国別事業計画(COBP)2020-2022を作成し、その下で今後の貸付プログラムを実施する予定だという。

ADBはバングラデシュ第2位の多国間開発パートナーで、インフラ整備と社会経済情勢の改善を支援している。

「ADBはCOBP草案の中で、2020年から2022年までの3年間、年平均約14億ドル(1554億円)相当の資金を提供することを提案しています」と、ERD関係者。

ADBは14億ドルの援助のうち、コンセッショナルローン(譲与的貸付)で5.5-6億ドル、残り8-8.5億ドルを普通資金源で行うと、関係者は補足した。

提案されたCOBPによると、ADBは今後3年間、エネルギー、輸送、教育、民間部門の開発、農業・農村地区の発展、水供給の改善に最も重点を置いているという。

別のERD関係者は、ADB使節団は国の事業計画を更新するため、毎年バングラデシュを訪問すると述べた。

使節団は来月の訪問中、現在のCOBPを更新するとともに、関係当局との協議を通じて開発活動を促進するための今後の3年計画を立てる予定だという。

「バングラデシュは現在進行中の中規模プロジェクトを実施するには多額の投資が必要だとして、次回会議では、ADBのさらなる支援を求めます」

高中所得国家になるという政策に基づき、政府は自国の開発計画とビジョン2021に焦点を当てることにしているという。

ADB使節団は提案したCOBPを最終決定するため、ERDや他関連省庁と会合を持つ予定だ。

2018年、バングラデシュはADBと間で21億ドル(2331億円)相当の資金援助を確認した。

同年、進行中のさまざまなプロジェクトやプログラムに対し、約12億ドル(1332億円)の援助が行われた。


Bangladesh News/Financial Express Mar 23 2019
https://thefinancialexpress.com.bd/economy/42b-adb-assistance-likely-during-2020-22-1553314029
翻訳:吉本
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