チッタゴン港300万TEU達成

チッタゴン港300万TEU達成
【Financial Express】国内第一の海港チッタゴン港は、2019年、初めて300万TEU(Twenty-foot Equivalent Unit:20フィートコンテナ換算)のコンテナを取扱った。

情報筋によると、年末から9日前の21日、チッタゴン港は新記録を樹立したという。

チッタゴン港湾局(CPA)の情報源によると、チッタゴン港は1月から12月21日までの期間で、300万以上のコンテナを取扱い、それにより、世界の300万TEU処理港の仲間入りを果たした。

「複数のプロジェクトにより、港の取扱い容量が増加しました。さらに、ルビセメント工場の横に新しい北ヤードを建設し、大規模な最新式の機械を調達することで、コンテナ取扱いに関する全ての記録を破ることができました」
「CPAは、コンテナの混雑軽減と生産性向上、コンテナの迅速な積み降ろしを保証するため、船舶が港に留まる時間に関して厳しい制限を課しています」
CPAのMd・オマール・ファルク事務局長は述べた。

情報筋によると、今年、港内の新港コンテナターミナル(NCT)とチッタゴンコンテナターミナル(CCT)の2つのターミナルは、合計で170万TEUを処理した。 NCTとCCTのオペレーターは、サイフ・パワー・テック社(Saif Power Tec Limited)が担っている。

「21日(土曜日)時点で約170万のコンテナを処理しました。我々はチッタゴン港のコンテナ取扱い量を増やすため、弊社の取扱い能力を増やす努力をしています」
サイフ・パワー・テック社のタラフドル・ルフル・アミン社長は述べた。

情報筋によると、チッタゴン港は、2018-19会計年度に280万8499TEU、2017-18会計年度に270万5909TEU、2016-17会計年度に241万9481TEU、2015-16会計年度に218万9439TEU、2014-15会計年度に186万7062TEU、 2013-14会計年度は162万5090TEUSのコンテナを取扱ったという。

今年9月には、月間として最高の29万2455TEUを取扱った。

チッタゴン港はコンテナ取扱いを民間業者に依存していて、彼らは能力を増強しているためにTEU数が増えていると、CPA担当者は述べた。

2018年、チッタゴン港には合計3747隻が停泊した。2017年は3370隻だった。同時に、港での船舶滞在時間も減少した。

情報筋によると、現在、オフドックのコンテナ運搬船はチッタゴン港に35時間しか滞在しないが、輸出コンテナ船は1時間以内に港を離れるという。

さらに、2017年は8ー9日だった輸入コンテナ船の滞在時間が、2018年には7日以内になったと補足した。

Bangladesh News/Financial Express Dec 23 2019
https://thefinancialexpress.com.bd/trade/chittagong-port-reaches-300m-teu-mark-1577076804
翻訳:吉本
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