世界25位の経済になると予測

世界25位の経済になると予測
【The Daily Star】世界経済リーグ表(WELT)2020は、人口統計上の配当と一人当たりの収入増加を背景に、2020年から34年にかけて、バングラデシュが最も成長する国の1つになると予測した。

バングラデシュは今年193カ国中40位にランクされているが、2034年には現在ベルギーの位置である25位に上昇する。ロンドンに拠点を置き国際経済を予測する『経済ビジネス研究センター』(CEBR)の最新版が示した。

人口統計上の配当を獲得するとして、長期的には多くのアジア経済がWELTのランクを越えて成長すると報告書は述べている。

バングラデシュのランキング

最も顕著な2つの国は、2034年に22位の経済大国となるフィリピンとバングラデシュだという。

2019年、購買力平価調整後の1人当たりGDPが5028ドル(55万8043円)のバングラデシュは低中所得国だ。2019年の経済は好調で、7.8%という堂々とした拡大を見せた。ただし、これは2018年のGDP成長率7.9%を下回っている。

2014年以降、バングラデシュの毎年の人口成長は、ちょうど1%となっている。これは近年、一人当たりの収入が大幅に増加していることを意味する。

GDPに占める政府債務の割合は、2018年の34%から、2019年は34.6%に増加した。増加にもかかわらず、公共部門の財政は良好な状態を維持している。比較的低い債務負担のため、政府は2019年に4.8%の財政赤字を処理する財政上の余裕を残した。

2020年から2025年のGDP年間成長率は、平均7.3%に下がると予測した。

その後の9年間、バングラデシュ経済はこの堂々たる成長率にとどまると予測するCEBRは、2034年までに40位から25位に上昇するとした。

急速に成長するアジア経済の中で、より大きく成長するのはフィリピン、バングラデシュ、マレーシアだという。

2019年、南アジアではインドが、フランスと英国を抜いて世界第5位の経済大国となった。2026年にはドイツを抜いて4位に、2034年には日本を抜いて3位になると予測する。

WELTは2034年までの今後15年間、さまざまな経済およびプロジェクトの変化の規模を追跡する。2019年の基本データは、国際通貨基金の世界経済見通しから取得し、GDP予測はCEBRの成長予測、インフレ、為替レートのグローバル予測モデルに基づいた。

【後略】

Bangladesh News/The Daily Star Jan 5 2020
https://www.thedailystar.net/business/bangladesh-economy-be-25th-largest-in-15-years-1849591
翻訳:吉本
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