「成長率6%以下の可能性」

「成長率6%以下の可能性」

【Financial express】COVID-19がバングラデシュの経済成長や失業、貧困急増に与える影響は大きいと、経済学者は見ている。

ウィルス発生前、バングラデシュの今期(2020会計年度)の国内総生産(GDP)成長率の予測は8.20%だったが、2~3ポイント低下する可能性があると、南アジア経済モデリングネットワーク(SANEM)会長のバズルル・ホック・コンドカル博士はいう。

「経済成長は、5~6%の間のどこかに落ち着く可能性がある」

コンドカル博士は、ダッカのシンクタンクが1日に発表した月刊分析ニュースレター『シンキング・アラウド』の『COVID-19:経済的危険と次年度予算』という記事の中でこの見識を示した。

「COVID-19は世界中のすべての経済活動を事実上失速させている。各国や国際機関は、すでにCOVID-19の経済的・社会的コストを見積もり始めた」

博士は、米国やインドなどの景気減速の見積もりを引用しながら、「バングラデシュ経済も免れないだろう」とした。

ダッカ大学経済学の教授でもあるコンドカル博士は、経済成長減速と失業率上昇は、必然的に貧困率の急激な上昇につながると主張する。

そのうえで、景気減速に対抗するため、いくつかの措置を概説した。

Bangladesh News/Financial Express Apr 1 2020
https://thefinancialexpress.com.bd/economy/covid-19-may-pull-down-bds-growth-even-below-60pc-1585753405
翻訳:吉本

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