全国鉄道網の構築を目指す

全国鉄道網の構築を目指す

【The Daily Star】シェイク・ハシナ首相は29日、国民や商品をより安く運べる交通機関を提供するため、政府は全国鉄道網の確立を目指していると述べた。

「ダッカ(Dhaka)からチャットグラム(Chattogram)、チャットグラムからコックスバザール(Cox’s Bazar)やグンダム(Ghundum)へ、鉄道が伸びる予定です。政府は計画に沿って、より強い鉄道網を建設していきます」

首相は、ダッカと西部地方を結ぶジャムナ川に架かる二重ゲージ複線橋「ホンゴボンドゥ・シェイク・ムジブ鉄道橋(4.8km)」の起工式で述べた。

また、ダッカからボリシャル(Barishal)とポトゥアカリ(Patuakhali)を経由し、ペイラ(Payra) 港まで鉄道を設置するとした。

「実現可能性調査を始めます。政府はこの点に関して計画を進めてきました」

さらに、政府は政権交代後、新しい機関車や客車の調達など、様々なことで鉄道部門の拡張を図ってきたとし、「現在、コロナ禍にも関わらず鉄道部門は最高のサービス提供を行い、国民を運び、商品の物流に貢献しています」と述べた。

鉄道を重視しない前BNP政権の決定を見直し、政府は様々な時期に相応しい決定を行い、再び鉄道部門を復活させた。

「鉄道は今や国民に最も信頼される交通手段であり、わが国の経済に大きく貢献しています」

また、国民の社会経済的条件の向上に大きく貢献できるよう、政府は通信ネットワークの多様化に加え、国全体の物流ネットワークの開発と近代化を進めるとし、「私たちはこの件に関して注視し続けています」と述べた。

さらに、政府は水上交通や鉄道、航空路の全体的な開発のため、様々な大規模開発プログラムを実施していることについて言及した。

起工式では、ヌルル・イスラム・スジャン鉄道相、伊藤直樹日本大使、鉄道省のセリム・レザ次官も挨拶に立った。

Bangladesh News/The Daily Star Nov 30 2020
https://www.thedailystar.net/frontpage/news/govt-establishing-countrywide-rail-network-2003177
翻訳:吉本

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