【The Daily Star】国際通貨基金（IMF）は、バングラデシュは世界で経済が急成長する三カ国のうちの一つだとした。
9日に発表されたIMF報告書『世界経済見通し2019年4月：成長の鈍化、不安定な回復』によると、バングラデシュは今年7.3％経済成長し、世界2位の経済成長国になるという。
隣国インドもバングラデシュと同じペースで成長する。ルワンダは7.8%で、最も速く成長する国と予測している。
今年7％以上の成長を記録するとされるのは、世界で3カ国だけだ。
IMF予測は、世界銀行(WB)とアジア開発銀行(ADB)のすぐ後に発表された。
IMFのように予測に暦年を使わないWBは7.3％の成長を予測し、バングラデシュは世界で最も急成長する5つの経済国の1つとした。
ADBは2019ｰ20会計年度、バングラデシュはアジア太平洋地域で最も急速に経済成長を遂げるとした。今会計年度の経済成長率を8%と予測する。
だが、これらの予測は、バングラデシュ政府予測の8.13％より低い。
バングラデシュは今年インフレ圧力を緩和し、対外的立場を改善すると、IMFは予測する。
今年のインフレ率は5.4％とした。昨年は5.6％だった。
過去2年間で経常赤字は増加した。2017年のマイナス収支はGDPの2.1％、2018年は2.8％だった。2019年は狭まり、GDPの1.9％になると、IMF報告書は述べている。
その他の南アジア諸国の経済成長は、ブータン4.8％、モルディブ6.3％、ネパール6.5％、スリランカ3.5％、パキスタン2.9％と予測した。
世界経済は中国や米国、ドイツ、イタリア、日本の主要経済国の低迷で、昨年の3.6％から3.3％に減速するとした。
中国とアメリカの貿易緊張の高まりも、世界経済減速の理由に挙げた。
Bangladesh News/The Daily Star Apr 11 2019
https://www.thedailystar.net/business/news/bangladesh-second-fastest-growing-economy-imf-1728289
翻訳：吉本
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