全国で学校給食を提供する

【The Daily Star】政府は全国規模のプログラムの下、授業時間内に園児や小学生へ栄養価の高い食べ物を提供することを計画している。

政府はこの目標を達成するため、学校給食法2019の草案を作成した。10日、初等・成人教育省がインターコンチネンタル・ダッカで開いたワークショップで発表された。

この法案の目的の1つは、空腹への対処を通じて教師ー生徒の『ふれあいタイム』を増やし、生徒が『元気よく、楽しく好ましい環境でより多くのことを学ぶ』ことだ。

MA・マンナン計画相は、計画は財政的に実施できるという。

「それは問題ないと思います。 政府は子どもたちのために資金や経験、意欲、そして献身を持っています」
主賓として参加した計画相はそう述べた。

政府と国連世界食糧計画(WFP)は2011年から学校給食プログラムを行っている。法案によると、このプログラムは現在104郡で実施されているという。

プログラムの下、323万1千人の園児や小学生が、毎日、1人当たり75グラムの強化ビスケットを受け取る。

さらに、3郡の生徒は、調理された給食を試験的に食べているという。

法案について初等・成人教育省のジアスディン・アーメド次官補は、一回の食事はおよそ16タカ(21.1円)にすると述べた。

一方、1人の生徒に強化ビスケットを提供するのに、8タカ(10.6円)必要になるだろうとした。

「学校給食プログラムの下、全生徒を対象にしたいのであれば、年間800ー850億タカ(1057-1123億円)が必要になるでしょう」
強化ビスケットの量は半分になるという。

食事の多様性からいって、少なくとも4皿(最低1皿は動物由来を含む)の提供を維持しなければならない。給食は子どもが毎日必要なカロリーの30%を確保する必要があると、次官補は補足した。

大衆教育キャンペーンのラシェダ・K・チョードリー事務局長は、議員を含む全員が、プログラム成功のために法案を認めなければならないとした。

Md・ザキール・ホサイン初等・成人教育担当国務相は、プログラムが成功裏に実施されれば、生徒の健康な成長を助けるだろうと述べた。

国務相は統計を引用しながら、2005年に47.2%だった中退率は、2018年には18.6%まで下がり、入学率は85.2%から97.8%へ増加したと補足した。

WFPのミシェル・ミールディンク上級地域(アジア太平洋地域)プログラムアドバイザーは、世界では学校に通う子どもの半分以上に当たる3.7億人が学校給食を食べていると述べた。

「栄養価の高い食事の提供は、生涯に渡って子どもの健康と生産性を向上させるため、投資の見返りが高くなります」
WFPバングラデシュのリチャード・ラガン代表は述べた。

サダン・チャンドラ・マジュムダ―食糧相は計画に対する支援を強調しながら、関係省庁が協力すればプログラムは成功するだろうと述べた。

ビル・バハドゥル・ウシュイCHT(チッタゴン丘陵地帯)相も意見を述べた。

Bangladesh News/The Daily Star Apr 11 2019
https://www.thedailystar.net/city/news/govt-capable-providing-school-meals-nationwide-1728088
翻訳:吉本
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