貿易戦争で対米輸出高まる

貿易戦争で対米輸出高まる
【The Daily Star】米中貿易戦争により、米国への衣料品出荷量は昨年比で3%以上増加し、バングラデシュの輸出業者に直接利益をもたらしている。7日、バングラデシュ衣料品購入協会の幹部が記者会見で述べた。

一方、昨年はバングラデシュ最大の輸出先(米国)への出荷は前年比2%減だったと、衣料品購入協会のカジ・イフテクエール・ホセイン会長は述べた。

バングラデシュは貿易小競り合いの恩恵を受けているが、最大の利益享受国はベトナムで、より多くの受注を受けたという。

最大の課題は(工場の)自動化の迅速な採用と、スキルを持った中間レベルの人材不足に応じたマーケティング開発だ。

「自動化の時代にビジネスで生き残るためには、訓練を受けた大量の人材を育成する必要があります」

バングラデシュの衣料品輸出業者の一部はすでに、米国に本拠を置く世界的な電子商取引の巨人アマゾンと取引を行っている。業界関係者によると、世界最大のオンライン小売業者(アマゾン)を介してマーケティングを行うと、人的資源への依存度が低下するという。

「そのため、自動化は衣料品生産だけでなく、商品の流通でも行われています」

「私たちの衣料品事業はよりテクノロジーに依存する必要があります。従来のマーケティングシステムや工場生産では大きく飛躍することはできません」
ホセイン氏は記者団の質問に答えた。

昨年のテキスタイル法の制定で、政府に登録することで工場を買うことが許可されるようになったが、それが主流となり、この分野に規律をもたらしたという。

現在、協会には500社以上の会員があり、46社が政府に登録され、164社が申請中だと、ホサイン氏は補足した。

Bangladesh News/The Daily Star Sep 8 2019
https://www.thedailystar.net/business/news/trade-war-helps-raise-apparel-export-us-1797202
翻訳:吉本
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