流通業、GDPの14%に貢献

流通業、GDPの14%に貢献

【The Daily Star】バングラデシュ統計局(BBS)の調査によると、オートバイ修理工場を含む卸売・小売業などの394万7千事業所が、国内総生産(GDP)の約14%に貢献していることが明らかになった。

また、2019年12月時点で、862万7千人が卸売・小売業からなる流通業で働いていることが報告された。そのうち、88.30%がフルタイム、残りがパートタイムで働いている。

2018年は841万4千人、87.79%がフルタイムで働いていた。

卸売・小売業の事業所数と国の経済への貢献度を評価するため、BBSは初めて流通業の調査を行った。

調査報告書は、2019年12月時点で収集した情報をもとに、今年9月にまとめられた。

BBSによると、GDP集計のために経済全体を15部門に分けた際、製造業と農業に次ぐ第3の主要作業として流通業が出てきたという。

394万7千事業所のうち、5.49%が自動車やオートバイの修理を行っており、それ以外の卸売業と小売業はそれぞれ6.15%と88.36%を占めていた。

流通業でフルタイムで働く従業員は男性が97.65%、女性は2.35%で、経済活動へのアクセスや参加において著しい男女の不平等が存在していた。

また、流通業におけるフルタイムの年間雇用成長率は、前年比3.15%と推定された。

2019年の総雇用費は3835.3億タカ(5098億円)で、前年の3423.7億タカ(4550.9億円)から12.02%増加した。

粗付加価値(GVA)は4兆7947億3千万タカ(6兆3733億円)、総生産高は5兆6090億タカ(7兆4556億円)を記録した。

Bangladesh News/The Daily Star Oct 26 2021
https://www.thedailystar.net/business/economy/industries/news/395-lakh-trading-firms-contribute-14pc-gdp-2206521
翻訳編集:吉本

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