80万人の労働者を派遣予定

80万人の労働者を派遣予定

【Financial Express】マレーシアが労働者市場を再び解放したことを受け、バングラデシュ政府は2021-22会計年度、80万人の労働者を海外派遣することを目標にした。

海外居住者福利厚生・海外雇用省のアーメド・ムニルス・サレヒーン次官は、2021-22会計年度当初4カ月(7~10月)で、25万人以上のバングラデシュ人が海外で雇用されたとした。

「この傾向が続けば、今年度は70万人から80万人が海外で雇用されると期待しています」
アーメド氏は、11月は10万人以上のバングラデシュ人が海外で仕事をするために出国したと、国際移民デーの前夜祭の17日、記者会見で述べた。

マレーシアは4年間の休止の後、バングラデシュ人に労働市場を再び開放するが、同国との覚書(MoU)は「間もなく」締結される予定だとした。

マレーシアは2016年の政府間協定に基づきバングラデシュ人労働者の受け入れを始めたが、バングラデシュの駐在員人材輸出業者に対する広範な不正疑惑が浮上し、当局は2018年にこの協定に基づく労働者の受け入れを一旦停止した。

東南アジアでは、約60万人のバングラデシュ人が働いている。

彼らの多くは昨年のパンデミック発生時に帰国したが、マレーシアがバングラデシュからの飛行機での入国を自国民のみに限定したため、再びマレーシアで働くことはできなかった。

先週、地元メディアは、マレーシア内閣がMサラバナン人事相に対し、バングラデシュから労働者を受け入れるための覚書(MoU)に署名することに同意したと報じた。

サラバナン氏は、バングラデシュのイムラン・アフマド海外居住者福利厚生・海外雇用相と「間もなく」覚書にサインした後、入国が許可されるとした。

労働力不足の中、マレーシアの内閣は、プランテーションを除くすべての部門で外国人労働者を採用することにも合意した。外国人労働者の採用が許可されたのは、農業、製造業、サービス業、鉱業・採石業、建設業、家事サービス業。

マレーシアでは、プランテーションや製造、建設、農業、サービスの5つの3D(汚い、危険、きつい:dirty, dangerous and difficult)部門が労働者不足に陥っていると言われる。

サレヒーン次官は記者会見で、イムラン大臣が最近、ギリシャと労働者派遣の関心文書に署名したことも明らかにした。バングラデシュ政府は、アルバニア、マルタ、ボスニアとも同様の協定が結ばれることに期待を示す。

バングラデシュは、カンボジア、ウズベキスタン、ポーランド、ハンガリー、ルーマニア、クロアチア、日本、セネガル、ブルンジ、セイシェル、その他複数の国の新しい労働市場への労働者派遣を開始している。

Bangladesh News/Financial Express Dec 18
https://thefinancialexpress.com.bd/economy/bangladesh-plans-to-send-800000-workers-abroad-in-fy22-1639754388
翻訳編集:吉本

#バングラデシュ #ニュース #出稼ぎ #海外派遣 #労働者 #マレーシア #海居住者福利厚生・海外雇用省