ボンゴボンドゥ橋34%終了

ボンゴボンドゥ橋34%終了

【Financial Express】ジャムナ川に架かるボンゴボンドゥ・シェイク・ムジブ鉄道橋の建設工事が急ピッチで進み、すでに34%の工事が終了した。

長さ4.8kmのこの鉄道橋は、ダッカと北西地域との鉄道接続を強化するために1998年開通のボンゴボンドゥ橋の上流300mに建設中で、国内最大の鉄道専用橋となる見込みだ。

プロジェクト・ディレクターのマシュドゥル・ラーマン技師は、10本の柱の杭打ち作業が完了して橋が徐々に姿を現し、工事の34%が完了したと述べた。

ラーマン氏によると、シェイク・ハシナ首相が2020年11月29日、ボンゴボンドゥ・シェイク・ムジブ鉄道橋の礎石を据えた。

建設工事はシラジゴンジ(Sirajganj)とタンガイル(Tangail)の両側から行われ、デュアルゲージ複線式の橋脚は50本になる予定だ。また、7.6kmの複線鉄道アプローチ堤防、30.73kmのデュアルゲージ鉄道トラック、16の高架橋が建設される。

これとは別に、ボンゴボンドゥ橋の東駅と西駅、操車場も改修・改造される予定だ。

ラーマン氏は、現在のボンゴボンドゥ橋は時速10kmしか出せないが、広軌線では時速120km、メートル軌条線では時速100kmで列車を走らせることができると述べた。また、デュアルゲージ複線式により、列車が踏切を待つ必要がなくなり、通勤時間が少なくとも20分短縮されるとした。

さらに、現在、ボンゴボンドゥ橋を通過できる列車は1日38本だが、完成すれば1日88本の列車を運行できるようになると述べた。

これにより、旅客と貨物両方の列車本数を増やすことが可能になり、国の鉄道サービスの発展と地域の連結性の強化が期待される。

シラジゴンジ商工会議所のアブ・ユースフ会長は、ボンゴボンドゥ鉄道橋は鉄道サービスを発展させ、北部地域の経済活性化につながるだろうと述べた。

この橋は、インド、ネパール、ブータンなどの近隣諸国との接続性を向上させることも期待されている。

関連記事:https://bddnews.com/post/20201130_124973/

Bangladesh News/Financial Express Dec 22 2021
https://thefinancialexpress.com.bd/national/34pc-work-of-bangabandhu-railway-bridge-completed-1640173852
翻訳編集:吉本

#バングラデシュ #ニュース #ボンゴボンドゥ #シェイク・ムジブ鉄道橋 #日本