輸出急増を告げる追加注文

輸出急増を告げる追加注文

【Financial Express】世界的な貿易復調を背景にチッタゴン港周辺のオフドックにコンテナ処理の追加注文が殺到。関係者は輸出が大幅に増加するとの期待を示している。

ここ数週間、かなりの運送業者から通常の契約と並行して輸出貨物を追加で扱えないかと問い合わせがあるという。

バングラデシュ内陸コンテナ倉庫協会(BICDA)のルフール・アミン・シクダー幹事は本紙に対し、ほとんどの倉庫が追加輸出の処理能力について問い合わせを受けていると述べた。

例えば、マ-スク(Maersk)物流サービスやキューネ・ナーゲル(Kuehne Nagel)、エクスポ・フライト(Expo Freight)、DHL、DHVといった有名な貨物運送会社が、ここ数日、増大する貨物の取り扱いについてオファーを出してきたという。

チッタゴンにある19のオフドックでは、今年3月最初の15日間で3万4901TEU(20フィート換算)の輸出コンテナを取り扱ったが、これは前年同期より25.50%増となる。

2月の輸出コンテナ取扱量は6万2466TEUで前年同月比19.47%増、1月の輸出貨物の取扱量は6万7147TEUで前年同月比17.86%増だった。

19のオフドックでは一度に7万8700TEUのコンテナを処理することができるが、ほぼすべての輸出コンテナ、37種類の商品を積んだ輸入コンテナ、相当量の空コンテナを扱っている。

バングラデシュ衣料品製造輸出業者協会(BGMEA)のファルケ・ハッサン会長は本紙に対し、バングラデシュの工場主は現在、順調な受注を持っていると述べた。

また、BGMEAはイメージ危機の問題に精力的に取り組み、貿易促進のために「メイド・イン・バングラデシュ」のブランディングにも力を注いだとした。

「パンデミック時に損失を出してもサプライチェーンを維持し、多くの工場が閉鎖される中でも工場をオープンし続けました」

さらに工場がコンプライアンスを遵守するようになり、市場や製品の多様化とともに、付加価値が重要視されるようになったとした。

「これらのことが相まって順調な仕事の受注につながったのです」

BICDAのヌルル・カイウム・カーン会長は、倉庫はいつでも追加貨物を処理する準備ができており、今回の件については何の問題も想定していないとした。

「毎年、イード前には追加の作業負荷が発生します」
カーン氏はバングラデシュではパンデミック期にも作業注文が順調に伸びたと補足した。

Bangladesh News/Financial Express Mar 26 2022
https://bddnews.com/post/20210520_137898/
翻訳編集:吉本

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