14分野優先の新輸出政策

14分野優先の新輸出政策

【Financial Express】政府は外貨獲得量を増加させるため、14分野に最優先で取り組む「新輸出政策2021-24」を発効させた。

2022年3月23日から始まった新政策は、後発開発途上国卒業後の課題の克服、第4次産業革命、研究開発活動、輸出部門へのコロナ禍の打撃への対処をその中核に据える。

商業省(MoC)が27日に官報公示で公表した。

新政策で政府は、2021年から2024年にかけての年間輸出収益を800億ドル(9兆5013億円)とする目標を掲げる。

未開拓の輸出可能性を含む優先分野は、付加価値の高いアパレル、デニム、人造繊維、衣料アクセサリー、医薬品、プラスチック製品、靴(革・合成)、ジュートおよびジュート製品、軽工業、造船および外航トロール船、家具、ホームテキスタイルおよびインテリア、鞄、原薬・試薬品となっている。

「輸出企業は、輸出収益の一定額を外貨預金口座に預けることができるようになります。バングラデシュ銀行(BB)はその金額を随時決定します」
政策声明で述べている。

新政策によると、輸出業者は回収不能な信用状または確認済み契約書に記載された金額の90%まで借入が可能となる。

商業銀行はBBの指示に従い、この問題を優先的に扱うことになる。

研究開発活動については、政府は輸出企業の年間売上高の一定割合を支出として認める政策的支援を行うことが可能になる。

また、皮革系輸出企業は、輸出準備基金から財政支援を受けることができる。

輸出政策は、他国との接続性やパートナーシップの確立を通じて、バングラデシュの貿易体制の能力を構築することに重点を置いている。

内閣は1月に新輸出政策を承認し、輸出の多様化、資金援助、簡素化のための期限付きの行動計画と実施戦略を策定した。

Bangladesh News/Financial Express Mar 28 2022
https://thefinancialexpress.com.bd/trade/bangladeshs-new-export-policy-attaches-highest-priority-to-14-sectors-1648435929
翻訳編集:吉本

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