ベンガル暦1429年

ベンガル暦1429年

【Financial Express】東の空は赤やオレンジの輝きに包まれ、新しい日の到来を告げる。その下、ラムナの緑豊かな野原にさまざまな祝祭の色が輝いた。

ベンガル(バングラデシュ)人が新たな希望に胸を膨らませるバングラ暦元日の行事、ボヘラ・ボイシャクの祭典が3年ぶりに開催された。

鮮やかな色で飾られた男女、子どもたちの無邪気な笑顔、夜明けのチャヤノートの幕開けイベント、マンガル・ショブハジャトラでお披露目された刺激的なお面など、バングラデシュは熱気を持ってベンガル新年1429年を迎えた。

太陽が地面に降り注ぎ、チャヤノート(Chhayanaut)のアーティストがラムナ・バタムル(Ramna Batamul)で古典的な歌を演奏することから新年プログラムが始まった。

タゴールの有名な歌「エショ ヘイ ボイジャック エショ エショ(ボイシャクがやって来る)」の合唱が続く。

チャヤノートはパキスタンの軍事支配に対する国民の意識を喚起するため、1967年に文化活動家たちによって設立された卓越した文化的プラットフォームで、同年、ラムナ・バタムルで最初のベンガル新年祝賀行事が開催された。

今年は、85人のアーティストが37の歌や朗読のパフォーマンスを行う。

14日はパンデミック発生前と同じように、新年を祝うために市民が朝早くからラムナへやってきた。

その後、ダッカ大学では新年を迎えるテーマ別のパレード、マンガル・ショブハジャトラの行進が行われた。

マンガル・ショブハジャトラのルーツはこの国の政治闘争にある。軍事政権が長く続いたバングラデシュに民主主義を取り戻すための手段として、1980年代に始められた。

2016年にはユネスコの文化遺産に登録されたが、2020年にパンデミックにより中止、2021年に規模を縮小した行進が開催された。

2022年はメトロ鉄道プロジェクト工事のため、行進の方向はダッカ大学TSCからVCスクエアに変わった。

バングラ・アカデミー、バングラデシュ国立博物館、独立戦争ミュージアムなども新年祝賀のプログラムを行う。

文化省はクイズ大会や文化プログラム、フェアを全国で開催した。

一方、今回のボヘラ・ボイシャクはラマダン中のため、ダッカ警視庁は午後2時にすべてのプログラムを終了させる。

ダッカ大学によると、今年はキャンパス内でお面をつけたり、バッグを持ったりすることはできず、行進に参加するときだけ許可される。また、キャンパス内でのブブゼラの販売や使用も禁止した。

Bangladesh News/Financial Express Apr 14 2022
https://thefinancialexpress.com.bd/national/bangladesh-welcomes-bangla-new-year-1429-with-renewed-hope-1649920847
翻訳編集:吉本

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