17カ月ぶりのインフレ水準

17カ月ぶりのインフレ水準

【Financial Express】3月のバングラデシュのインフレ率は6.22%と17カ月ぶりの高水準となり、政府が設定した上限を大幅に超えた。

コロナパンデミックが正常な水準を破壊した2020年10月に6.44%を記録したあと、消費者物価指数(CPI)は6.0%以下という比較的低いレートを維持していた。

本紙の分析によると、今年3月の農村部のCPIが再び6.0%の大台に乗り、インフレ圧力を悪化させた。

バングラデシュ統計局(BBS)のデータでは、昨年3月のインフレ率は5.47%だった。

一方、前月2月はCPIの上昇で6.17%を記録していた。

アナリストによれば、ロシア・ウクライナ戦争開始後の世界的な食糧・原油価格の上昇と相まって、国内市場の必需品価格がインフレを加速させているという。

BBSによると、3月の食品インフレ率は6.34%、非食品は6.04%だった。

世界銀行、国際通貨基金、アジア開発銀行などの開発パートナーは、バングラデシュのCPIのさらなる上昇を予測、政府は物価をコントロールし、健全な金融メカニズムを適用してCPIを抑制すべきだと提言した。

一方、BBSは2021年4月から2022年3月までの平均インフレ率を5.75%とした。

Bangladesh News/Financial Express Apr 20 2022
https://thefinancialexpress.com.bd/economy/bangladesh/inflation-flies-17-month-high-amid-price-spikes-1650421980
翻訳編集:吉本

#バングラデシュ #ニュース #インフレ率 #CPI #BSS #農村部 #都市部