携帯ユーザーの48%がスマホ

携帯ユーザーの48%がスマホ

【The Daily Star】コロナウイルスパンデミックにより、スマートデバイスを使って仕事や勉強、娯楽に関わる人が増加したことで、バングラデシュのスマートフォン普及率は急速に50%へ近づいている。

パンデミック以前にスマホを使っていた携帯電話ユーザーは38%だったが、現在では48%に達している。

「スマートフォンの国内製造に税制優遇を行った2017-2018年度以来、素晴らしい前進を遂げました。そのおかげでスマートフォンの価格は大幅に下がり、より多くの人が購入するようになりました」
ムスタファ・ジャバー通信相は本紙に語った。

現在、スマートフォンの輸入には約58%の税金がかるが、国内製造品の税金は約15%となっている。

2018会計年度以降、国内には14工場ができて約1万6千人が雇用されているうえ、今後、4工場の設立が計画されている。

昨会計年度、国内で生産された携帯端末は2600万台で、スマートフォンが42%を占めた。

業界関係者によると、スマートフォン普及率が上がったもう一つの大きな要因はパンデミックにあるという。

2020年3月から2022年3月までに、モバイルネットワーク事業者は新たに1800万人のインターネットユーザーを獲得、総加入者数は1億1390万人となった。

パンデミック発生前、バングラデシュで最初に4Gを開始したロビ・アクシアタ(Robi Axiata)の顧客の約半数はスマートフォンを持っていたが、今年3月には60%を超えた。同社は5407万人のユーザーを持つ国内2位の携帯電話事業者だ。

その他の通信事業者では、バングラリンク(Banglalink)の3870万人ユーザーの約50%、グラミンフォン(Grameenphone)の8387万人のユーザーの42%がスマートフォンを使っている。

「スマートフォン普及率が上がったことは、間違いなく良いニュースです」
ロビ・アクシアタのモハンメド・シャヘドゥル・アラム取締役は述べた。

一方、2022年第1四半期にはスマートデバイスの売上の伸びが鈍化したため、現在の普及のペースは後退する可能性がある。

端末メーカーは1-3月期に285万台のスマートフォンを販売したが、前年同期比では2万台しか増えていない。

「パンデミックの時でさえ、スマートフォンの販売台数は大きな伸びを見せました。しかし、今年に入って悔しい思いをしてきました。ロシア・ウクライナ戦争による経済不安で、人々は財布の紐を締めているかもしれません」
サムスンの現地組立パートナーであるフェア・エレクトロニクスのモハンマド・ウディン氏は述べた。

Bangladesh News/The Daily Star May 26 2022
https://www.thedailystar.net/business/telecom/news/smartphone-penetration-fast-approaching-50pc-3031216
翻訳編集:吉本

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