計画停電始まる

計画停電始まる

【Financial Express】政府が発表した地域ごとの計画停電初日の19日、国内では合計1915メガワット(MW)分の停電があった。

「1万4400MWの需要に対し、発電は合計1万2442MWでした」
19日午後8時、国営バングラデシュ電力開発局(BPDB)のシャミム・イスラム広報部長は述べた。

配電会社はバングラデシュに迫るエネルギー危機を回避するため、ダッカ市とその隣接地域で19日朝から計画停電を始めた。

市内テジガオ(Tejgaon)地区の停電は午前10時から11時まで、ナイケトン(Niketon)地区では午前11時から午後12時までだった。

大手企業の幹部モハマッド・シャジャハン氏は、ボナニ(Banani)にあるオフィスが午後12時から1時間停電したと述べた。

18日に首相官邸で行われたハイレベル会議後、首相のエネルギーアドバイザーであるチョードリー博士がエネルギー危機に対処するためとして、各地域で毎日2時間程度の停電を実施する計画を発表した。

ナスルハミッド電力・エネルギー・鉱物資源担当相がその後、毎日1時間の停電を行う修正案を記者団に発表した。
「地域別に、まずは全国で毎日1時間の停電を実施する予定です。必要であれば、1週間後に再検討します」

政府の決定を受けて、ダッカ電力配電社とダッカ電力供給社の異なる配電事業者が、地域ごとの停電計画を発表した。

政府はこの他、ショッピングモールや市場を午後8時までに閉店させ、エアコンの使用を制限するなどの節電策も発表した。また、営業時間の制限や燃料販売店を毎週1日閉鎖する計画も進行中だとした。

一方、一部地域の住民は、計画された電力削減分の範囲を超えて頻繁に停電を経験しなければならないと主張した。

市内ラムプラ(Rampura)地区に住むアブドゥル・ラーマン・ジャンギールさんによると、彼の地域では一日中何度も停電が発生したという。
「停電が10~15分続くこともありました」
ジャンギールさんはバングラデシュ連合ニュース(UNB)に語った。

他の地域からも同様の申し立てがあった。

電力会社の関係者は、10~15分の停電は配電線の不良が原因で、容量を超えて負荷が増加したときに停電が起きるとし、計画停電の一環ではないとした。

Bangladesh News/Financial Express Jul 19 2022
https://thefinancialexpress.com.bd/national/country-experiences-1915-mw-load-shedding-on-tuesday-1658245102
翻訳編集:吉本

#バングラデシュ #ニュース #計画停電 #ダッカ #発電 #配電 #供給