【Financial Express】UNBが入手した公式文書によると、政府は国の教育システムを近代化し、最適な成果を得るため、ICTとデジタル技術、研究を最優先している。
中等・高等教育局のイノベーションチームは、教育管理や活動においてICTやデジタル技術を最大限に活用できるよう取り組む。
昨22会計年度には、1万6420人の教員がICTに関するトレーニングを受けた。
公式文書には「23会計年度は合計1万6300人の教員がITに関する研修を受ける」と記された。
また、質の高い教育活動を展開するため、教師用ポータルサイトに6万2千以上のコンテンツをアップロード、教師自身がコンテンツの質の向上に貢献できるようにしている。
関係者の負担を軽減するため、入学や登録、教育機関の変更、試験結果の公表など、オンラインサービスの確保も行う。その他、証明書の誤記訂正、認定更新、代表者指名もオンラインで行う。
また、2019年度からは教育機関や教員、学生に対する特別補助金の申請をオンラインで受け付け、モバイルバンキングで分配している。
公式文書によると、「公立大学における科学教育機会の拡大」と題したプロジェクトが始まり、全国200の公立大学にマルチメディア教室を含む2607教室、200言語兼ICTラボ、1000科学ラボ、オフィス機器、ICT機器が付いた家具付きホステルなどが建設された。プロジェクトが完了すれば、さらに20万人の学生を入学させることができるようになるという。
新しい校舎を建設し、マルチメディア教室や必要な機器、書籍、スポーツ機器、科学機器、家具、事務機器などを最新のものに拡張することで、全国323校の公立中等学校の能力開発と教育の質の向上を目指す「公立中等学校の開発」と名付けられた別のプロジェクトも始まった。このプロジェクトが完全に実施されれば、さらに32万9000人の生徒に入学の機会が訪れるという。
Bangladesh News/Financial Express Aug 4 2022
https://thefinancialexpress.com.bd/national/ict-digital-technology-to-get-priority-in-new-look-education-system-1659613742
翻訳編集：吉本