茶園労働者、首相の介入望む

茶園労働者、首相の介入望む

【Financial Express】18日、モウロビバザール(Moulvibazar)県92茶園など全国167カ所の茶園労働者が、1日120タカ(172円)から300タカ(429円)への賃上げを要求してストライキを続行した。

UNB(バングラデシュ連合ニュース)によれば、17日夜、ダッカで行われた労使交渉で、オーナーらは1日当たりプラス20タカ(29円)の賃上げを提案していた。

バングラデシュ紅茶労働組合のビジョイ・ハズラ書記長は、オーナーらの提案では家計費用を満たすことは不可能だとしたうえで、首相の介入を望んでいるとした。

8月23日にダッカで労働雇用相を中心とした三者会談が開かれる。

8月9日、バングラデシュ紅茶労働組合はインフレの上昇と通貨安を背景に300タカの賃上げを要求し、1日2時間の罷業を始めた。それを4日間継続した13日、本格的なストライキを開始した。

バングラデシュでは紅茶労働者の労苦により、毎年記録的な紅茶生産量を更新。2021年には過去最高の9600万キログラムが生産された。

賃金引上げに関する2つの協定が結ばれたが、国内に115万人以上いる茶園労働者の待遇は改善されていない。

Bangladesh News/Financial Express Aug 18 2022
https://thefinancialexpress.com.bd/national/tea-workers-want-pms-intervention-as-owners-propose-tk-20-wage-hike-1660822326
翻訳編集:吉本

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