日本への移住パターン調査

日本への移住パターン調査

【Financial Express】日本チームがバングラデシュで、バングラデシュ人の東アジアへの移住パターンに関する調査を行っている。

「グローバルな移動と国境を越えたネットワーク」と題されたこの研究プロジェクトは、2014年4月、アジア人友好協会(APFS)の支援を受け、立教大学社会学部で始まった。

「立教大学社会学部の日本・バングラデシュ関係に特化した大学院課程の一環として開始されました。実際の社会環境から研究データを収集できるように構成されています」
立教大学社会学部長で統計情報センター長の水上徹男博士は述べた。

「日本ーバングラデシュ間の移民については、1980年代後半からかなりの数のバングラデシュ人が日本へやってくるようになりました。中には家庭を築いて日本に残った人もいれば、日本での生活を終えてすでに帰国した人も多くいます」

「私たちは、日本に長期滞在し、日本の社会生活を体験して帰国したバングラデシュ人へのアンケート調査や集中インタビューを行い、実証的なデータを収集しています」

他のメンバーは、ヨシナリ・カツオ氏(アジア人親善協会設立者、アジアンコミュニティ高島平理事)、野呂芳明氏(立教大学社会学部教授)、中山由佳氏(山梨学院大学グローバルラーニングセンター特任准教授、立教大学社会学部講師)、マスド・カリム氏(株式会社アサヒ代表取締役社長)である。

立教大学は1874年に創立された日本の古い大学の一つであり、学術と学問のアカデミーとして高い評価を得ている。

「バングラデシュから日本への移住は、バングラデシュ人と日本人の人間関係を大きく発展させ、帰国者の中には以前の日本での『滞在』から強い個人的なつながりを保持している人がいることが、我々のデータから確認できました」
水上氏は述べ、バングラデシュ人と日本人の間に築かれた人間関係のスタイルは、今後、社会政策上、より重要な意味を持つはずだとした。

また、バングラデシュと日本の関係をより広く理解するために、プロジェクトは「草の根」レベルの人間関係のデータを求めているのだと述べた。

日本チームは社会学的研究に貢献するだけでなく、より広く、バングラデシュと日本の間にすでに存在する貴重な関係を発展させるために貢献をすることを目的としている。

Bangladesh News/Financial Express Sep 5 2022
https://thefinancialexpress.com.bd/national/japanese-team-surveys-bangladeshis-migration-pattern-to-japan-1662300108
翻訳編集:吉本

#バングラデシュ #ニュース #日本 #移住 #APFS #立教大学 #社会学部 #水上徹男