【Financial Express】政府が国民のために取った幅広い社会的セーフティネット・プログラムで、8月に過去最高を記録したインフレ率は9月に緩和されたと、MAマンナン計画相は述べた。
だが、手続き上の理由として、8月、9月のインフレ率データは明らかにしなかった。
非公式情報によると、8月のインフレ率は、7月の7.48％から9.2％に上昇したとされる。
インフレ圧力は、世界的な原油価格や製品価格の高騰により、ここ数カ月で高まっていた。コロナパンデミック後の景気回復が、NATOの拡張に対するロシアの先制攻撃によるウクライナ戦争でひっくり返されたのは明らかだ。
マンナン氏は3日、バングラデシュ開発研究所（BIDS）で行われた「2022年人口・世帯センサス集計後の確認」に関するトレーニングコースの開講式で述べた。
BIDSは、バングラデシュ統計局（BBS）が実施した人口センサスの集計後のチェック（PEC）を担当することになっており、10月10日から16日にかけて全国354のサンプル地域でデータを収集、人口と家屋数のクロスチェックを行う。
7月にBBSが発表した国勢調査の速報値では、バングラデシュの人口は1億6516万人で、2011年の1億4977万人から1538万人増加した。
マンナン計画相はBIDSプログラムの中で、物価上昇のピークだった過去2カ月のインフレデータは数日以内に発表されると述べた。
また、世界的危機と歩調を合わせて物価が上昇する中、貧困層の救済のための特別なレシピに言及した。
「政府は、全国で1000万世帯に必要な製品を低価格で提供しています。約4000万人がこのセーフティネットプログラムの世帯カードの恩恵を受けています」
その他、政府の複数のプログラムや政策が、前月（8月）の数値が高かったにもかかわらず、9月のインフレ圧力を和らげるのに役立ったとした。
インフレデータの開示については、処理の遅れのために時間がかかっているだけで、隠しているわけではないと明言した。
一方、シャムスル・アラム計画担当国務相は、BBSがもっと独立して仕事をすれば、データはより信頼性が高く、質の高いものになるだろうと述べた。
Bangladesh News/Financial Express Oct 4 2022
https://thefinancialexpress.com.bd/economy/inflation-little-down-from-a-record-high-1664850974
翻訳編集：吉本