デング熱で今年最多9人死亡

デング熱で今年最多9人死亡

【Prothom Alo】3日朝までの24時間、デング熱により9人死亡、これで今年に入ってからの死者数は161人に上った。9人の死者は1日として今年最多となる。UNB報道。

そのうち6人はダッカ管区、2人はラジシャヒ管区、1人はチャットグラム管区で死亡した。それぞれの管区の累計死者数は100人、6人、41人となった。その他の管区の累計死者数は、クルナとボリシャルで6人、マイメンシンで4人となっている。

保健サービス総局(DGHS)によると、この間ダッカ市の498人など、882人が蚊が媒介するデング熱で入院した。

現在、ダッカ市の2276人など、全国で3676人のデング熱患者が治療を受けている。

DGHSによると、今年はこれまで4万983人がデング熱にかかり、3万7146人が回復した。

コロナパンデミックの打撃から完全に回復する前にバングラデシュの風土病であるデング熱の発生が再来し、国内医療体制は大きな打撃を受けている。

医師や保健専門家によると、政府や市などの当局がとった対策が有効だとは言えないという。蚊の幼虫を駆除するために行う広報活動や駆除活動が不十分であることが判明しているからだ。

デング熱はそのほとんどが首都ダッカで発生、2019年にこれまでの記録を上回った。

これまで合計10万1354人のデング熱患者が報告されている。

Bangladesh News/Prothom Alo Nov 3 2022
https://en.prothomalo.com/bangladesh/eomoocg033
翻訳編集:吉本

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