政府11.5万トンの肥料輸入

政府11.5万トンの肥料輸入

【The Daily Star】購入に関する内閣委員会(CCGP)は3日、次期シーズンの作物生産に必要な肥料の在庫を増やすため、中東2カ国から11万5千トンの肥料を購入することを承認した。議長はムスタファ・カマル財務相が務めた。

このうち、UAEのFertiglobe Distribution社は、6万トンの粒状尿素を1トン当たり626.67ドル(9万2718円)で工業省傘下のバングラデシュ化学工業公社(BCIC)に供給する。

残りは国家間契約により、カタールから同価格で購入すると、内閣府のサイード・マウブーブ・カーン秘書官代行は述べた。

会議では、バングラデシュ農業開発公社(BADC)に2万5千トンのトリプルスーパーリン酸(TSP)を1トン当たり562ドル(8万3150円)で輸入する許可も与えた。

尿素とTSPの最新レートは、政府が承認を与えたレートよりも低かった。

CCGPはさらに、BCIC傘下のTSPコンプレックス・チャットグラムから、Desh Trading Corporationを通じて、UAEのGentrade FZEから2万5千トンの岩石リン酸塩を購入する提案を承認した。

9月、ロシアーウクライナ戦争に起因する経済的不安が続く中、政府はこれらの国家機関に対し、国家間契約のもとでカタールとモロッコから9万トンの肥料を輸入し、在庫を確保する許可を与えた。

農業省は2022-23年度の化学肥料の必要量を555万トンと予測、国内生産では不十分なため、大半を輸入で賄うとしている。

国営工場では尿素を100万トンと、TSPとリン酸アンモニウムをわずかな量しか生産していない。2021-22年度に農家が使用した肥料は550万トンを超えたが、需要の大半は輸入によって賄われた。

CCGBはまた、バングラデシュ国営貿易公社に対し、800トンのレンズ豆と150万リットルの大豆油を入札で購入する許可を与えた。

内閣府のマウブーブ・カーン氏によると、低所得者1千万世帯に特定必需品を補助金付きで提供する同公社は、レンズ豆1トンあたり859ドル(12万7093円)、大豆油1リットルあたり162.94タカ(236.8円)を供給者に支払う予定だとした。

Bangladesh News/The Daily Star Nov 4 2022
https://www.thedailystar.net/business/economy/news/govt-buy-115000-tonnes-fertilisers-3160196
翻訳編集:吉本

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