【Financial Express】来月、空港からコムラプールまでの国内初の地下鉄工事が始まる予定だが、発着所の土地取得のための最初の契約パッケージ（CP1）が、11月23日に調印される。

関係者によると、東急建設とMax Infrastructureの日本ｰバングラデシュ合弁会社が、60億7000万タカ(82.4億円)で選ばれた。

ダッカ大量高速輸送社（DMTCL）は調印後の12月に起工式を行い、大量高速輸送線1号線（MRT1）の工事を開始する。

起工式にはシェイク・ハシナ首相が参加することが期待されている。

関係者によると、CP1の請負業者は、30カ月で土地の盛り土、土壌改良、排水路、周辺道路建設、斜面保護、周辺監督などの作業を実施するよう求められた。

一方、カンチャン橋近くのナラヤガンジ県ルプガンジ郡のピトルゴンジ及びブラフモンカリの92.97エーカーの土地は87億8000万タカ(119.2億円)で取得され、請負業者に引き渡す準備は整った。

DMTCLは、MRT1の地下部分19.87キロメートルの土木工事のため、さらに4CPの入札の事前資格審査（PQ）を完了した。

同社は地下と高架を合わせた全長31.24キロメートルを2つに分けて土木工事を進める。空港駅からコムラプール駅までの地下部分19.87キロメートルに12駅、クリル駅からプルバチャル駅までの高架部分11.36キロメートルに9駅を建設する。

また、ノッダ駅とノツン・バザール駅をMRT5北線に接続するためのインターチェンジ工事も行われる。

プロジェクト関係者によると、MRT1は全体で12の契約パッケージで実施される予定だ。このうちCP-3、4、5、6はPQが終了し、近々選定された企業が財務提案書を提出する。

一方、DMTCLはプロジェクトの建設監督コンサルタントとして、日本工営を中心とするジョイントベンチャーを選定している。

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MRT1工事 12月に開始予定