国内初の電動バイク販売

国内初の電動バイク販売

【The Daily Star】ウォルトングループのウォルトンDigi-Tech産業は、バングラデシュ初の電動バイクを市場に投入、世界的な潮流となっている環境に優しい交通手段の販売に乗り出した。

ウォルトン・グループは11月22日、バングラデシュ道路交通局(BRTA)から「Takyon」というブランド名で電動バイクを販売する許可を得た。

「このバイクは、1キロメートル走行するのに10~15ポイシャ(0.13~0.2円)しかかかりません」
ウォルトンDigi-Tech産業のライアカット・アリ副社長は述べた。

カラーバリエーションは赤、青、グレーの3色で、価格は12万7750タカ(16万8732円)。ウォルトンのショールーム以外に、Takyonのウェブサイトから購入することができる。

ウォルトンは最盛期には80ccから100ccのバイク製造で年間500億タカ(660億円)の売上を計上していたが、市場での競争に敗れてバイク工場を閉鎖していた。だが、この新型バイクの投入で、巨大なバイク部門に再参入することになった。

米Next Move Strategy Consultingが発表したレポートによると、2021年に457億5000万ドル(6兆2652億円)だった世界の電動バイク市場は、2030年には1095億3000万ドル(14兆9996億円)になると推定され、今後10年間で年10.21%の成長が見込まれる。

バングラデシュではここ数年、年平均4千~5千台のバイクが販売されているが、ウォルトンは化石燃料の使用を減らすことで環境を保護し、低コストで安全な輸送を確保するために電動バイクを開発・販売するという。

年間生産能力は2.5千台で、従来のガソリンやオクタン価のバイクと同様、BRTAに2年または10年間登録することが可能だ。登録費用はガソリン車よりも安い。

「この電動バイクには最大1.5キロワットの強力なブラシレスDCモーターが搭載されており、フル充電につき10タカ(13.2円)が必要です。最高速度は時速50キロメートルで、1回の充電で最大70キロメートルを走行することができます」
ウォルトンDigi-Tech産業のトーヒドゥル・ラーマン・ラード最高経営責任者は、ポータブル充電器を搭載しているため、家庭でも充電が可能だと述べた。

購入者は、ウォルトンの指定サービス拠点から2年間の無料アフターサービスを受けられる。

Bangladesh News/The Daily Star Dec 6 2022
https://www.thedailystar.net/business/economy/news/walton-makes-bangladeshs-maiden-electric-bike-3188346
翻訳編集:吉本

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