【The Daily Star】国内主要企業Pran-RFLグループは、今年中に2億ドル(257.5億円)の投資を行うという目標に沿って、4つの新事業に2250万ドル(29億円)の投資を行う。

内訳は、自動車部品に1千万ドル(12.9億円)、ステンレス鋼とアルミニウムパイプに300万ドル(3.9億円)、電動バイクに250万ドル(3.2億円)、食器に700万ドル(9億円)。

「消費者の需要に応え、輸入代替品を提供するため、Pran-RFLグループは新たな投資の拡大を行いました。これにより、およそ2万5千人の雇用がもたらされるでしょう」
オーサン・カーン・チョードリー会長兼最高経営責任者は述べた。

「2022年から目標に沿って投資を始めましたが、経済状況の悪化により、完了できませんでした」
チョードリー氏はスタッフのスキルと効率を高め、投資戦略を策定したとし、2022年は目標の25％を投資したと述べた。

「私たちはまた、事業を行うためのコストと生産コストの削減を目指しました」

事業拡大の投資を受けた分野は、飲料や製菓、ビスケット、ベーカリー、衣料品、自転車及び付属品、冷蔵庫、エレベーター、靴、パイプ、ケーブル、リサイクルなどだ。

Pran-RFLグループの全国18カ所の工業団地や工場では、新たな投資と拡張が進行中だ。

投資の出所についてチョードリー氏は、銀行や株式を含む国内外の様々な金融機関だとした。

一方、ガジプール県ムクタルプールで、大豆種子加工や石油精製、小麦粉、塩、ダル、デンプン、飼料生産のため、カリゴンジ農業加工という名の新工業団地の建設に取り組んでいると述べた。

工業団地では建設工事や機械の設置が急速に進み、今年末までには工場で生産された製品が市場に出回る予定だとした。

Pran-RFLグループは、ナルシンディ県のプラン工業団地で、スマートフォンやフィーチャーフォン、ヘッドフォン、バッテリー、充電器などのさまざまなタイプのモバイルアクセサリを製造する。

また、北部地方で大規模な雇用を創出することを目的に、ラジシャヒ県ゴダガリにアパレル工場を建設中だ。

チョードリー氏によると、同社の主な目的は、雇用の創出や事業を通じて農村経済を発展させることだという。

「現在建設中の工場はすべてダッカ郊外の僻地にあります。ダッカ以外で労働集約型の産業を立ち上げようとしているのです」

Pran-RFLグループは1981年、ロングプール鋳造所で管井戸と農業機械を製造することから事業をスタートさせた。そして1993年後半、ナルシンディに農産物加工工場を設立した。

現在、飲料や食品、トイレタリー、家庭用品、電気および電子製品など、さまざまな製品を製造、販売することで、業界をリードする企業となった。

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Pran 4事業に2250万㌦投資