対インド外務省会議

対インド外務省会議

【Financial Express】インドは、バングラデシュがネパールとブータンから水力発電を輸入できるための回廊を提供することに同意したと、マスド・ビン・モメン外務次官が15日、両国間の外務省会議後、記者団に述べた。

一方、ビナイ・クワトラ外務次官が率いるインド側は、バングラデシュは送電網とこの回廊を適切に使用する能力を強化すべきだと指摘したという。

「インド側は、ネパールとインドから、インドとバングラデシュ国境まで電力を供給することは助けられるが、送電線が弱いままでは利益にならないと述べました」

これに関する質問に対しモメン氏は、両国の送電線の建設作業が同時に進行できるよう、関係する省庁にインドの見解を伝えると述べた。

バングラデシュ側は、インドとバングラデシュは送電容量とネットワークを強化するために協力できると述べたという。また、そのようなプロジェクトが開始された場合、それもインドの信用枠に含めることができるとした。

会議では、バングラデシュがインドからディーゼルを輸入し、インドがバングラデシュ経由で北部州から別の州に燃料を輸送する、インドーバングラデシュ間のエネルギーパイプラインの進展についても話し合われた。

また、バングラデシュはティースタ川での水共有協定の調印、バングラデシュ製品の非関税障壁の撤廃、国境地帯での殺害事件の停止など、継続中の問題を解決するようインドに促した。

ティースタ川の件についてインドは、この問題の解決は西ベンガル州にかかっているが、中央政府はそれを実現するために最善を尽くすと述べたという。また、国境での殺害について、1人としてバングラデシュ人の死を望んでおらず、危険レベルを引き下げるよう努力しているとした。この点に関し、国境沿いの犯罪活動を防ぐことができるよう、両国の国境治安部隊間のさらなる協力の必要性について同意したという。

また、両国は包括的経済連携協定の署名プロセスを早めることで合意した。

会議ではロヒンギャ危機に関連する問題も議論された。インドはバングラデシュに対し、本国送還プロセスを促進するためにあらゆる種類の協力を提供することを約束したという。

Bangladesh News/Financial Express Feb 15 2023
https://thefinancialexpress.com.bd/trade/hydroelectricity-import-from-nepal-butan-india-agrees-to-provide-corridor-1676467033
翻訳編集:吉本

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