【Financial Express】国民議会は26日、「スマート・バングラデシュ」の発展を促進するため、2023ー24会計年度(FY24)の7兆6100億タカ(10兆1850億円)の予算計画を音声投票で承認した。
新予算は7月1日から発効する。その前に大統領が承認したうえで、予算に関する官報が発行される。
6月1日、AHMムスタファ・カマル財務相は議会に拡張予算案を提出した。
通常、予算案は6月29日か30日に可決されるが、今回はイード・アル・アドハの祝日と重なるため、会期は早目に終了した。
最新予算でカマル氏は、国家歳入庁の徴税目標を修正予算より16%増やし、4兆3千億タカ(5兆7550億円)に設定した。
再び注目を集めた開発計画には2兆7800億タカ(3兆7207億円)が割り当てられ、2022-23会計年度(FY23)の修正予算から15%増加した。 このうち、2兆6300億タカ(3兆5199億円)が年次開発プログラム(ADP)に充てられる。
新予算はまた、総GDPの5.2%に相当する2兆6100億タカ(3兆4931億円)という記録的な財政赤字も計上した。
一方、GDP成長目標は7.5%という野心的な数字にした。政府はFY23予算でも同じ目標を設定したが、最新の試算では6.03%にとどまると示唆されている。
インフレ目標は6%という楽観的な数字を設定した。だが、ここ10カ月、インフレ率は9%で推移している。
Bangladesh News/Financial Express Jun 26 2023
https://thefinancialexpress.com.bd/economy/bangladesh/bangladesh-parliament-approves-tk-761tn-budget-for-fy24
翻訳編集:吉本