
【The Daily Star】今朝までの24時間、デング熱患者2人が死亡、661人が入院した。致死性のデング熱はバングラデシュ全土に急速に広がっており、国内57県に達した。
6日までに少なくとも1万1116人のデング熱患者が入院しており、そのうち3217人がダッカ市以外で発生している。
保健サービス総局(DGHS)は、昨日までに64人のデング熱患者が死亡したことを報告した。
DGHSのデータによると、今年はスナムゴンジ、ハビゴンジ、ジャラカティ、ナトーレ、ジョイプールハット、チュアダンガ、ゴパルゴンジを除くすべての県でデング熱の症例が報告されている。
国立大学の昆虫学者GMサイフル・ラーマン氏によると、県レベルの監視が非常に重要であるにもかかわらず、年間を通じた監視が行われていないことは重大な見落としだという。
「政府はデング熱のホットスポットを特定するための効果的な監視システムを確立し、地方自治体、地域組織、教育機関が的を絞った介入を実施できるようにすべきです」
また、効果的な発生源を特定する意識を維持し、家を清掃し、潜在的な繁殖源を排除するという住民と地方自治体双方に責任があることを強調した。
【チャットグラムが深刻】
デング熱の流行拡大を受けて、チャットグラムの民間医イリアス・チョードリー博士はデング熱の蔓延を制御するための包括的な対策が早急に必要だとする緊急書簡を市長に送った。
チョードリー博士は、現在のモンスーン期間中にデング熱患者数が驚くべき速度で増加していると強調した。
書簡では、7月1日から6日までの間に197人のデング熱患者が入院し、3人が死亡したことを明らかにした。
チョードリー博士は市当局に対し、さらなる発生を防ぐために国民の意識を高めながら、熱帯縞蚊とその幼虫を駆除するために迅速な行動を取るよう求めた。
同様の書簡はDGHS所長と疫学疾病管理研究研究所にも送られた。
Bangladesh News/The Daily Star Jul 7 2023
https://www.thedailystar.net/health/disease/disease-control/news/dengue-spreads-57-districts-3363096
翻訳編集:吉本