児童労働10年で4.5%増加

児童労働10年で4.5%増加

【The Daily Star】2022年全国児童労働調査の結果によると、バングラデシュで児童労働に従事する子どもの数は2013年調査の169万8千人から4.5%増加、177万6千人となった。

また、5歳~17歳までの子どもの数は2013年の3960万人から3990万人に増加した。

一方、危険労働に従事する子どもの数は2013年の128万人から16.55%減少し、106万8千人になった。

バングラデシュ統計局(BBS)は、「2022年全国児童労働調査」に関する暫定報告書の中で、児童労働を根絶するために政府が講じたさまざまな取り組みが、危険労働に従事する子どもの数を減らすのに役立ったとした。

最新調査によると、5歳~17歳の子どもの51.79%が男子で、48.21%が女子だった。児童労働に従事する子どもも男子が女子を上回った。

この年代の子どもは農村部に3千万人以上、都市部に960万人いる。

農村部ではそのうち270万人が児童労働に従事しているのに対し、都市部ではわずか80万人と1/3以下となっている。

児童労働に最も多く仕事を提供するのはサービス業で、工業、農業が続いた。

BBSのMdモティアル・ラーマン事務局長が主宰する報告イベントには、主賓としてMAマンナン計画相が参加。その他、MDエーサン・エ・エラヒ労働雇用秘書官、シャナズ・アレフィン統計情報秘書官らも出席した。

Bangladesh News/The Daily Star Jul 19 2023
https://www.thedailystar.net/business/news/child-labour-rises-45pc-decade-3373431
翻訳編集:吉本

#バングラデシュ #ニュース #児童労働 #BBS #マンナン計画相

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