女性に敬意を

Justice Naima Haider addresses a view exchange meeting titled 'Access to justice to prevent violence against women' in Tangail town yesterday. Photo: Star

Justice Naima Haider addresses a view exchange meeting titled ‘Access to justice to prevent violence against women’ in Tangail town yesterday. Photo: Star

家庭や社会の中で女性に相応の敬意が払われれば、女性に対する暴力はかなり減らすことができる。昨日タンガイルで開かれた意見交換会「女性への暴力を防止する正義へのアクセス」で講演者は述べた。

問題を解決するため、すべてのレベルで説明責任が果たされるべきであり、関係機関はそれぞれの立場から適切にその職務を実行する必要がある。講演者は保護者や教育機関、この問題に関係する他の機関の義務を強調しながら、意識を高め、社会運動を開始する以外方法はないと述べた。また家庭内暴力やサイバー犯罪の増加について深い懸念を表明した。

人権団体のマヌシャー ジョンノ(Manusher Jonno)財団、バングラデシュ マノバディカール バストバヨン サングスタ(Manobadhikar Bastobayon Sangstha)、コンサーンド ウィメン フォー ファミリー ディベロップメント(CWFD)、ユニティ フォー ソーシャル アンド ヒューマンアクション(USHA)が共同で、意見交換会を開催した。

バングラデシュ最高裁高等裁判部のナイマ ハイダー裁判官がチーフゲストとして会議に出席した。

ハイダー氏は敬意を持って女性を見るよう聴衆に促し、女性抑圧の例であるFIR事件を正確に記録することを強調した。また女性・児童抑圧防止法が多くのケースで誤用されていることについて述べた。

バングラデシュ マノバディカール バストバヨン サングスタのジャハナラ ベグム事務局長が歓迎の挨拶を行い、USHAの責任者であるタスリマ アクター(Taslima Akhter)氏が基調講演を行った。

タンガイルの様々な裁判所の裁判官や治安判事、弁護士、警察官、ジャーナリスト、地元のNGO代表が会議に出席した。

暴力の犠牲になったタンガイルの住民とその家族も会議に出席し、経験や問題を共有した。

The Daily Star May 15 2016
http://www.thedailystar.net/country/honour-women-ensure-justice-them-1223851