アジアの成長見通し引上げ

【Prothom Alo】予想を上回る輸出と中国の回復力を理由に、アジア開発銀行(ADB)はアジアの経済成長見通しを前回予測の5.9%から今年は6%に引き上げた。

マニラに本拠を置くADBは、2018年の成長予測を5.8%のままにした。

ADBのチーフエコノミスト澤田康幸氏は同行の予測を更新した報告書で、「アジアの成長の勢いは輸出回復によって支えられ、貿易の開放は包括的経済発展の必須要素であることを示している」と述べた。

世界第2位の中国経済は6.8%増で、前回予測(6.7%)を上回ると予測されている。

2018年の中国の成長予測は6.4%に維持した。

アジア太平洋地域で最も急成長を遂げる南アジアの2017年予測を6.7%から6.5%に引き下げた後、インドの成長見通しを7.0%から6.7%に引き下げた。

「インド経済の回復は原油価格の高騰、民間投資の軟調化、天候に関連した農業リスクのため、以前の想定よりも緩やかだ」

2018年のインドの経済成長率は7.3%で、前回予測の7.4%よりも低くなると予測するが、南アジア全体の成長率は7.0%に維持した。

東南アジアの2017、2018年の成長見通しは9月の5.0%や5.1%の予想を上回り、それぞれ5.2%に上昇した。

Bangladesh News/Prothom Alo Dec 13 2017
http://en.prothom-alo.com/economy/news/167841/ADB-lifts-Asia-s-2017-growth-outlook-to-6pc
翻訳:松本
#バングラデシュ #ニュース #経済成長 #ADB