海外労働者の貧困率改善せず

海外労働者の貧困率改善せず
【Financial Express】この3年間、海外で働くバングラデシュ国民の世帯について、貧困率の改善はなかった。

難民・移住研究所(RMMRU)の調査では、バングラデシュ人海外労働者のうち貧困線以下の生活をしていた世帯の割合は2014年、2017年ともに約9%だったとされる。

だが調査結果によれば、男性の海外労働者の収入は過去3年間で3.0%の増加にとどまり、女性労働者の収入については変化がなかった。

"移住が貧困と国内開発に与える影響"に関する調査報告は31日、首都ダッカ(Dhaka)のアジア太平洋統合農村統合開発センター(CIRDAP)にて発表された。

RMMRU創設者のタスニーム・シッディクイ会長によれば、中東諸国で働いているバングラデシュ国民の収入は石油国際価格の低下による影響で望ましい水準では増加しなかったとされる。

「バングラデシュにおける国際移住者世帯の貧困率削減全体に影響する可能性があります」
会長は補足した。

Bangladesh News/Financial Express Jan 31 2018
https://thefinancialexpress.com.bd/economy/bangladesh/migrant-workers-households-see-no-improvement-in-poverty-rate-1517409511
翻訳:長谷川
#バングラデシュ #ニュース #海外労働者 #貧困