110万世帯が水浸しのまま

110万世帯が水浸しのまま

【Prothom Alo】6月最終週に発生した洪水で135人の命が奪われたが、洪水の被害を受けた約111万4千世帯はまだ家屋が浸水したままの状態に置かれている。

2日、保健サービス総局(DGHS)デイリー速報は、この24時間で新たな死者は発見されず、現在も続く1998年以来最長の洪水による死者は135人のままだと発表した。

災害対策省は記者発表で、洪水の影響を受けたのは33県544万世帯で、約111万4千世帯の家屋が浸水したままだとした。

DGHSによると、死亡したのはジャマルプール(Jamalpur)で29人、クリグラム(Kurigram)で22人、タンガイル(Tangail)で20人、ガイバンダ(Gaibandha)とラルモニルハット(Lalmonirhat)で12人、シラジゴンジ(Sirajganj)で11人, マニクゴンジ(Manikganj)で10人、ネトラコナ(Netrakona)で5人、ロングプール(Rangpur)で3人、ゴパルゴンジ(Gopalganj)で2人、ナオガオン(Naogaon)、スナムゴンジ( Sunamganj)、ニルファマり(Nilphamari)で2人、ラジバリ(Rajbari)、シャリアトプール(Shariatpur)、ムンシゴンジ(Munshiganj)で1人。

政府は、洪水の被害を受けた33県の1525カ所に避難所を開設した。

6月の最終週に発生した洪水では、全国の159郡が被害を受け、まだ完全に沈静化していない。

クリグラム、ガイバンダ、スナムガンジ、シラジガンジ、タンガイル、ファリドプール、ナオガオン県では、洪水によるこれまでで最悪の被害を受けた。

災害対策省は、洪水の被害を受けた国民に合計1万4410トンのコメを配ることを決め、これまで9221トンを配給した。

洪水被害県の県令報告書によると、8月1日までに約2200万人に3440万タカ(4546万円)が支給されている。

同省は児童用の食品サプリメントに1100万タカ(1454万円)を割り当て、これまでに625.4万タカ(826万円)を配布した。

Bangladesh News/Financial Express Aug 2 2020
https://en.prothomalo.com/bangladesh/floods-in-bangladesh-over-11m-families-remain-waterlogged
翻訳:吉本

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